ホームページ制作講座

ホームページ制作のHTMLやCSS、JavascriptやDTDとかDreamweaverなどWEB制作について

クロスブラウザチェック-SuperPreview

いまだにバグと利用ユーザの割合がバランスよく分散されているブラウザ、IEことIneternetExplorerですが、
IE6、IE7、IE8、IE9と統一感の無いコード解釈をするバージョンに四苦八苦するマークアップエンジニアの方も少なくないかもしれません。



当然、バージョンごとに確認が可能な端末が用意されいる環境であれば問題ありませんが、ひとつのパソコンには、WindowsというOSの特性上ひとつのバージョンしかインストールできないので、マルチブラウザなどのソフトを使用したりしてブラウザチェックする場合も多いわけです。



少し前は、StandaloneIE6とかStandaloneIE7などを個別にインストールしたりしたわけですが、StandaloneIE7はIE8のお気に入りファイルを破壊するなど、以外と悩みの種となっていました。


MozillaFireFoxもヴァージョンごとに起動することなどが可能ですが、AdobeのBrowser Labsというクラウドコンピューティングシステムで動くブラウザチェッカなどもを利用して、時間をかけならがIEのブラウズチェックを行うのも結構時間がかかったりして非常に効率のよくない作業でもあります。



クラウドコンピューティングのシステムはやはり処理速度が遅くなる部分がデメリットとなり、CSSセレクタを一つ変更するたびにブラウザチェックをしたい場合などは、やはり非効率な仕組みと感じることもあります。


そこで『SuperPreview』というマルチブラウザでのレンダリングツールを試してみることにしました。




『SuperPreview』はMicrosoft『Expression Web 4』というWeb 標準に準拠したサイトや ASP.NET や、PHP などの機能を活用したサイト制作を効率的に行える Web オーサリングツールで、同梱されているツールであるが、『Microsoft Website Spark プログラム』に加入して無償で利用が可能。



25人以下の制作会社であればウェブ上で最大3年間無償の利用契約ができるということ。



WEB制作会社支援プログラム WebsiteSpark
http://www.microsoft.com/japan/web/websitespark/




ここからが以外と手間がかかり、このオーサリングツールのキャンペーンPRも兼ねているらしく、提携企業から招待コードなるものを発行してもらう必要があり、その申請を行う必要がある。その期間が5日以内とある。



非常にもったいないが、すぐにクロスブラウザチェックをする場合は、WebsiteSparkは使用できない。招待コードを待って、さらにExpressionWeb4のインストールが必要なのだろうか。



印象としては、『無料=かえって高くつく』と結果的になってしまった。プロモーションの仕方をもっと別の角度から行ってもよかったのか。



同じ広告目的であっても、もっと別のやりかたがあったのではないかと感じた。


結局、クロスブラウザチェックはAdobeのBrowser Labsと、IETesterを併用することに辿りついたのだった。